「管理者の作業を分担したいけれど、個人情報の閲覧権限まで渡すのは心配……」
「いつの間にか設定が変わっているけれど、いつ誰が変更したのかわからない......」
eラーニングシステムを全社で導入している企業から、上のようなお悩みをお聞きします。
また、人材開発支援助成金の活用などを背景に、「受講生が本当に最後まで動画を視聴したか、細かく確認したい」という、より詳細なデータ取得のニーズも高まっています。
今回は、そんなお悩みを解消する、新機能『管理者権限管理機能』『管理者行動ログ』と『受講分析アップデート』をご紹介します!複数人での運用をさらにスムーズに、そしてより深くデータ分析を行うための新機能を、実際の画面イメージとともに詳しく見ていきましょう。
目次
1. なぜ管理者権限管理が必要なのか?
eラーニングの運用では、コンテンツの登録、ユーザーの追加、受講状況のチェックなど、管理者の作業は多岐にわたります。大企業など運用の規模が大きくなると、複数人で作業を分担するケースが多くなっています。
しかし、これまでのシステムでは、すべての管理者に同じ「全権限」が与えられていることが多く、以下のような問題が発生しかねませんでした。
・外部の教材制作パートナーに「教材登録だけ」を頼みたいのに、全受講者の個人情報(氏名や成績など)まで見えてしまう。
・データ分析担当のスタッフが、誤って重要なユーザー情報を削除してしまう。
・「いつの間にか設定が変わっている」が、誰が何をしたのか追跡できない。
このような情報漏洩の懸念や誤操作によるトラブルは、企業のガバナンス強化において大きな課題となります。これを解決するために、今回のアップデートで管理者の「役割」に応じた最適な権限の割り当てが可能になりました。
管理画面での管理者アカウント作成時、担当する業務内容に応じて権限を設定することができます。
2. 【管理者権限管理】役割に合わせて選べる3つの権限
今回追加された『管理者権限管理機能』では、管理者の役割に合わせて、以下の3つの権限を設定できるようになりました。
| 権限 | 主な役割 | 講座情報の 登録/編集 |
ユーザー 情報閲覧 |
ログ分析 |
|---|---|---|---|---|
| システム管理者 | すべての機能の管理・運用 | ○ | ○ | ◎ |
| 講座管理者 | 教材・コースの登録 | ○ | × | × |
| ログ管理者 | 受講データの分析 | × | △ | ○ |
※ ◎:管理者行動ログを含むすべてのログ分析が可能 / △:閲覧のみ可能(登録・削除などの操作は不可)
1. システム管理者(全体の統括)
システムのすべての機能を利用・設定できる権限です。全体の統括メンバーや、社内のシステム責任者など、最低1名の登録が必要です。今回新設された『管理者行動ログ』を閲覧できるのもこの権限のみとなります。

2. 講座管理者(コンテンツ管理)
講座、コース、教材の登録・編集のみを行う権限です。この権限でログインすると、管理画面のメニューバーには「講座管理」のみが表示されます。受講者の個人情報や成績データなどは一切閲覧できないため、各部署のコンテンツ担当者や、教材制作を依頼する外部パートナーに付与するのに最適です。

3. ログ管理者(データ分析)
受講ログのみをチェックし、分析を行う権限です。メニューバーには「データ分析」のみが表示され、ユーザー情報や講座情報の登録・編集・削除といった操作は一切できません。誤操作によるデータの消失リスクを完全に防ぎながら、受講生の進捗管理やフォロー業務に集中できます。
3. 【管理者行動ログ】「誰が・いつ・何をしたか」を記録してガバナンス強化
システム管理者の管理画面に新たに『管理者行動ログページ』を追加しました。複数人でシステムを運用する際、「いつの間にか設定が変わっていたが、誰が変更したかわからない」といったトラブルを未然に防ぐことが目的です。万一トラブルが発生した際の、リカバリーにも効果的です。
この機能により、システム管理者は「いつ」「どの管理者が」「どのページでどんな操作を行い」「どのIPアドレスからログインしたのか」を確認することができます。
・操作日時、管理者名、具体的な行動内容、接続元IPアドレスを画面上で一覧確認。
・ログ内のリンクをクリックすることで、該当ページへダイレクトに遷移。
※管理者行動ログページを閲覧できるのは、システム管理者のみとなります
また、これに合わせてユーザーの行動ログにも、「ログイン情報」と「IPアドレス」が追加されました。万が一の不審なアクセスや、なりすましログインなどの検知にも役立ち、ガバナンスとセキュリティが大幅に強化されています。
4. 【受講分析アップデート】詳細データで、人材開発支援助成金の申請もスムーズに
さらに今回のアップデートでは、管理画面での受講分析において、ユーザーの学習状況をより細かく把握できるよう、新たに「講座受講開始日時」と「動画視聴開始/完了時間」が確認できるようになりました。これにより、該当ユーザーが「いつ受講を開始し、どの期間に動画を視聴したか」を把握することができます。
このログデータは、学習状況の分析はもちろん、「人材開発支援助成金」などの補助金の申請にも役立ちます。
助成金の申請時には、受講生が実際に定められた研修時間を満たして学習したことを示す必要があるケースがあります。今回追加された受講の詳細ログデータは、CSV形式でダウンロードが可能なため、補助金申請時にもご活用いただけます*。
*助成金の受給を100%保証するものではありません。
また、申請手続き代行や、申請に関する個別対応は行っておりません。
LearnOは、デジタル化・AI導入補助金の対象ツールにも認定されています。また、助成金や補助金を利用した研修設計にご興味がある方に向け、詳しく解説したコラムもご用意しています。ぜひ併せてご覧ください。
LearnO 補助金活用コラムはこちら
まとめ:安全・確実な社内教育を実現するために
今回の新機能『管理者権限管理機能』『管理者行動ログ』『受講分析アップデート』は、LearnOを導入される企業様がより安全に、かつ現場に負担をかけることなく、社内教育を推進できるように開発されました。
管理者の役割ごとに適切な権限を与えることで、情報漏洩や誤操作のリスクを最小限に抑えつつ、社内の複数メンバーで安心して研修を分担・運用していただけます。また、詳細なログデータを取得できることで、受講生へのフォローだけでなく、助成金の申請といった手続き面でもお役立ていただけます。
「初めてのeラーニング導入なので詳しく教えて欲しい」「自社の研修でも利用可能か確かめたい」などといったご要望がありましたら、サポートスタッフが丁寧にご案内いたしますので、いつでもお気軽にお問い合わせください。











